マインドフルネスって何?
メンタルが弱くなっているときには、物事の暗い側面にばかり意識が向いてしまいがちなので、明るい側面に気づける方法です。
瞑想を続けていくとどのような気づきがあるの?
日頃からこの瞑想を続けていくことで、自分の思い込みがどんどん浮き彫りになり、物の見方が変わっていくというセラピー瞑想です。
集中力を研ぎすます脳のトレーニングとしても有効です。
いつもより呼吸法を意識するという行動なので、こうして鍛えた脳は、瞑想後も長い間、マインドフルな「状態」でいられるようになります。
マインドフルネスの状態にある時は、自分のまわりで起こっていることに、意識を完全に集中できるのです。
企業の研修でも取り入れられていますので是非ともトライなさってみて下さい。
呼吸法と瞑想法は違うの?
マインドフルネスの呼吸法について
マインドフルネスの呼吸法は、皆さんのご存知の腹式呼吸とは違い、≪鼻から吸って鼻から吐く≫という鼻呼吸法なので、鼻から吸って口から吐くという腹式呼吸に慣れている方にとっては最初は難しいと感じるかもしれません。
ヨガ呼吸の基本は、鼻で吸って鼻で吐く鼻呼吸が基本となります。
ただ、鼻が詰まっていたり鼻だけで呼吸するのが苦しいときは、鼻から吸って口から吐くということを行っても大丈夫です。
どのようなタイプの呼吸法でも副交感神経が刺激されることで緊張感も和らぎ、心身のリラックス効果が期待できます。
1~5の呼吸法を、60秒から90秒ほど、行ってみてください。
- 背筋を真っすぐ伸ばして、椅子にあさく腰かけます。
顎は前にでたり、引きすぎたりしないようにします。
- そして軽く目を閉じます。
- 鼻から吸うときは7秒位かけて、ゆっくりと吸います。
その時に、呼吸の出入りを、注意深く気づいてください。
- 鼻腔から入っていく様子や、お腹に入っていく様子に気づいてください。
お腹に入ってきた時は、「膨らむ、膨らむ」とイメージをして頂いてもよいです。
- そして呼吸をはく時は、鼻から10秒位かけてゆっくりと吐き切ります。
その時も注意深く呼吸に気づいていてください。
マインドフルネスの瞑想法について
瞑想って?
宗教的、あやしい感じ、ヨガ、難しいというイメージがありますが大丈夫?
宗教じみているものでもなく、決してあやしいものでもありません。科学的に様々なデータから心と体に良いと証明されています。
脳の活動を観察する技術(fMRI)の発達により、≪瞑想に関する研究≫の論文数は急増し、2003年に53件だった論文数が2012年には477件にまで多くなりました。
瞑想は宗教から科学の対象になりました。
ヨガのポーズというのは、瞑想に備えて身体を浄化させているので≪ヨガ=瞑想≫というイメージがあるのだと思います。
科学的に様々なデータから心と体に良いと証明されたので
心と体のサプリメント的に、そして、リラックスと集中を同時に行うための脳トレーニングとしても高い評価を受け≪マインドフルネスの瞑想法≫を社員教育に導入しています。
Google・Intel・Facebook・マッキンゼー・ゴールドマンサックスといった、一流企業も導入されていることは周知されています。
決して難しいものではありません。
心と体をリラックスさせることが目的です。
呼吸法を行った後に、連続で行っても大丈夫です。目を閉じたまま、リラックスをします。手は両膝の上においてください。
- 呼吸は、自然呼吸です。
呼吸を長くしたり、無理に吐き切ろうとしたりせず、自然に呼吸をしてください。
- 心と身体を落ち着けて、呼吸に意識を集中します。
- 呼吸から意識がそれて、様々な雑念にとらわれたときは、その雑念を追いやったりせず、悪い事と判断せずに、その物事をただ流していくままにします。
- そして、また呼吸に意識を戻していきます。
- 再び雑念がやってきた時は、その雑念対して「今、自分は不安を抱えている」とか、「自分はイライラしている」といった事を、心の中で言葉で繰り返して気づくようにします。
これはラベリングといいます。
- そしてその気づきを、河の流れに見せて流すままにします。
- そして再び、呼吸に意識を戻してください。
これを繰り返すことによって、次第に雑念が少しづつ減っていき、呼吸に意識が戻っています。
呼吸法のあと連続で瞑想法をしてもいいようなので早速、試してみます。
メンタルケアに有効なカラーブリージングは
「カラーブリージングが大切な理由?」をご覧ください。