パワースポットのおはなし(パワースポットのとらえ方)

パワースポットのおはなし

パワースポットって何?

パワースポットには人を癒すとされる水があったり、人に語りかけるとされる岩があったり、あるいは磁力を発する断層があったりするといわれています。

欧米ではvortex、ヴォルテックス(渦巻き)の噴出する地、という概念がありセドナが有名です。

パワースポットは≪大地の力=気(エネルギー)≫がみなぎる場所ということになります。

セドナの記事はこちらをクリックしてご覧ください。

キラキラエネルギーのおすそ分けinセドナ✨

元気がないときにはパワースポットに行けば元気になれるの?

大地のエネルギーを取り入れる場所」として「パワースポット」という言い方をしています。

自然があふれている山や海には人の手を加えることなく大自然の恵みがあふれているので、自然の恵みを目にすることで心が癒され、おいしい空気を吸って大地に立つことで体が元気になってくるのではないでしょうか。

自然崇拝

太古の昔から自然崇拝においては風・雷・雲などのほかに、山、大地、川、湖、朝陽、夕陽、なども崇拝の対象とされてきました。

地上の場に関しては特に農耕民族では自然崇拝が強く、山は神聖な場所と見なされ、神霊のすみかと見なされたり同時に死者の国と見なされることが多かったようです。日本では富士山、英彦山、白山などの形状が秀麗な山や、雨を降らせると見なされている山(雨降山)、特異な形状や温泉・池などが認められる山などが、山岳信仰として現在でも崇拝されています。川や湖の神聖視は特に北米のインディアンの諸族に見られ、水の精や水神が住むところだとされ伝説や神話が数多く語り継がれています。

パワースポットやスピリチュアルスポットなどと呼ばれるようにもなった場所も、本来は信仰の場であって自然崇拝が行われていた場であったところが多く、 そういう場所は伝統的に霊場とか聖地などの呼称で呼ばれています。

神聖な場所ってこと?

神聖な場所であり、清々しい気持ちになれる場所ということかな。

近年になり「パワースポットを巡るツアー」などといったことがマスコミに出現し、神社仏閣などを巡る聖地巡礼ブームが起き大衆向け風水やスピリチュアリズムに対する人々の興味が高まったのです。「特別な力が得られる場所として、日本の全国各地で「パワースポット」と呼ばれる神社や山岳に人気が集まっている。」というような特集が組まれたりしたので神社に行けば願いが叶う、と勘違いする人が多くなったという社会現象です。

神社でお願いごとをすれば願いごとが叶うのでは?

思い込み(考え違い)

≪パワースポットに出向けば運気が上がる≫と思い込んでいる方が多いように思います。
私は長年、滝行(たきぎょう)をさせていただき先達(せんだち)を務めさせていただいておりました。
年中お滝に入らせていただいておりますので、当然真冬の中での寒行もあります。

一般の方々も気軽に滝行を受ける事ができますので、動機をお伺いすると「お願い事が叶うから」とか修験道のイメージがある方は「霊感が養えるから」など…本気で思い込んでいる方が多いようです。

寒行は当然普通に寒いです。その様な寒さの中、願い事を叶えたいという一心で風邪を引いて微熱があるにも関わらずお滝を受けようとされている方もいらっしゃいます。
私は当然ストップをかけますが「ご利益のあるお滝だから風邪も治るだろうから受けさせて欲しい」とおっしゃいます。
風邪を引いているのに真冬の滝を浴びるのは思考モードがおかしいのでは?と思う人は正常です。
真冬の寒空の中、微熱があるのにお滝に入ると、更に風邪が悪化します。
風邪の中、せっかく山中のお滝に足を運ばれたのですから、偉大なる自然界の賜物であるマイナスイオンがあふれている中、お滝を深呼吸をしながら眺めさていただき、体が冷え切って風邪が悪化しない内に速やかに帰宅をなさった方が賢明です。

滝行を受けたからといって願い事は叶いません。滝行を受けて願い事が叶うならば、世の中に争い事が起こったりはしませんし、貧富の差もない世の中になっているでしょう。
「お願い事」なども発生しないでしょうね。

寒い冬でも何故滝に入るの?

元々は修験道の修行の一つですが寒い冬の修行という意味合いです。

普通の方は無理して極寒なのに行う必要はありません。体調を崩すだけです。

滝行を受けたからといって願い事は叶いませんが、願い事を叶える為の気持ちを整えたり、勇気が湧いてくるリフレッシュゾーンという捉え方をしていただくと、近年増加をしている悪徳な新興宗教に依存をしたり、さも値打ちがあるような触れ込みで、品物以上の高額なグッズを買うという事はしないでしょう。

新型コロナウイルスで社会的な不安が広がっているから…新興宗教や物に依存性を求める「心の利用」が多く見受けられますので気を付けていただきたいです。

太古の昔から現存している、人が造作したものではない滝を眺めているだけでリフレッシュできるので滝行をしなければならないと思う必要はありません。

神社仏閣巡りに行っても願いごとは叶わないという事につながるの?

恋愛運、結婚運、仕事運、健康運、子宝運…などの運気が上がる神社仏閣に行っただけで願いごとは叶いません。

例えば…結婚を叶えてくれるというふれこみの縁結びの神社に参拝をしたからといって、自宅に引きこもっていては結婚ができるわけではありません。結婚がしたいならば、婚活などの努力をしなければ結婚運を引き寄せる事ができませんよね。
縁結びの神社に参拝をすることで、結婚運を引き寄せる努力をしようとするエネルギーにつながります。


大切な事は「想い」です。想いを形にするためには≪誰かが、何かが、願いを叶えてくれるわけではありません。
自分自身の中に叶えていくための『知恵と努力と勇気』が必要です。

パワースポットのとらえ方

パワースポットへ訪れたからといって、願い事が叶うわけではありません。
が、心のお洗濯をしたり、更なる勇気をいただけたり、人間が欲得のために作り上げた偶像物ではなく大自然のエネルギーに触れる事でカラダの芯から溢れ出る感動だったり……
真のパワースポットの意味合いを理解をしたうえで、ご自身が欲するパワースポットへ訪れる事で、本来のエネルギーを存分にチャージができ、不要な事に揺らぐことなく輝く未来に向かって明るく元気に邁進していけるのではないでしょうか(^_-)-☆

真のパワースポットはご自身の中にあるという事に気付いた人だけが真のエネルギーを体感する事ができるのです✨

もう一つの≪パワースポットのおはなし≫はこちらをクリックしてご覧ください。『知恵と努力と勇気』のバイブルをご紹介しています。

パワースポットのおはなし

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